【ピックアップ】地合い悪化で低位株に注目-あすなろ投資顧問CEO大石やすし

投稿:2022/06/11 09:00

ホープ(6195)

自治体広告や官民連携促進など自治体に特化したサービスを展開。
前期は電力仕入価格の影響でエネルギー事業が低調に推移し、既にエネルギー事業からの撤退を表明している。今2023年3月期は広告事業で規模適正化による利益率向上が見込まれるほか、官民連携推進事業「ジチタイワークス」の多面的展開で売上拡大を目指すとのこと。エネルギー事業からの潔い撤退から企業成長の新展開入りに期待したい。コロナ禍での大相場から長らく調整が続いていたが、地合い悪化で物色されやすい低位株としても注目。

オーナンバ(5816)

車載用ワイヤーハーネスや太陽光発電所の監視・制御システムなどを手掛けている。
東京都では新築建築物に太陽光発電パネルの設置を義務付ける条例の制定が議論されている。同社は今後も関連株としてコンスタントな物色が入ると予想する。チャートは一目均衡表の抵抗帯を抜けたところで6/10は調整。派手な値動きは見られないがジリ高期待で注目しておきたい銘柄だ。

ミアヘルサホールディングス(7129)

東京、神奈川を中心に調剤薬局や保育園、介護施設を運営。
6/8に株主優待制度の導入を発表。さらに中期経営計画の目標値を上方修正している。24年3月期の売上高を243億5200万円(従来計画は200億円)、経常利益を6億5300万円(従来計画は6億円)にそれぞれ引き上げた。M&Aの効果や新規園の開園などが貢献してくるようだ。6/10前場は利確売りが多めだが、来週以降の押し目を監視しておきたい。

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大石やすし
人とAIの二刀流ーあすなろ投資顧問 CEO
配信元: 達人の予想