―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の5月19日から20日の決算発表を経て23日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 フロンテオ <2158>
22年3月期の連結経常利益は前の期比5.1倍の16.8億円に拡大したが、23年3月期は前期比44.3%減の9.4億円に落ち込む見通しとなった。
▲No.2 ビルト工 <1971>
22年3月期の経常損益(非連結)は2億円の黒字(前の期は3億4800万円の赤字)に浮上したが、23年3月期の同利益は前期比44.0%減の1億1200万円に落ち込む見通しとなった。
▲No.3 タングス <6998>
22年3月期の連結経常利益は前の期比92.7%増の12.3億円に拡大したが、23年3月期は前期比25.7%減の9.2億円に減る見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<2158> フロンテオ 東G -19.50 5/20 本決算 -44.28
<1971> ビルト工 東S -6.83 5/20 本決算 -44.00
<6998> タングス 東S -6.40 5/20 本決算 -25.75
<6416> 桂川電機 東S -3.77 5/20 本決算 -
<7413> 創健社 東S -2.24 5/20 本決算 -42.86
<4720> 城南進研 東S -0.25 5/20 本決算 268.57
<8421> 信金中央 東 -0.21 5/20 本決算 1.71
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした23日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
株探ニュース
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