サイボー、前期経常を19％上方修正

　サイボー <3123> [東証Ｓ] が5月13日大引け後(15:30)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の6.2億円→7.4億円(前の期は8.7億円)に19.4％上方修正し、減益率が29.1％減→15.3％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4億円→5.2億円(前年同期は5.1億円)に29.5％増額し、一転して2.3％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当連結会計年度におきましては、持分法適用関連会社の業績が予想に比べ順調であったこと、デリバティブ評価益を計上したこと等から経常利益が増加しました。さらに特別利益に固定資産売却益を計上したこと、繰延税金資産の回収可能性の見直しにより税金費用が減少したこと等により、親会社株主に帰属する当期純利益が増加いたしました。　なお、今回の業績予想の修正に伴う、配当予想の修正はありません。（注）上記の業績予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。