日医工、前期最終は赤字拡大で下振れ着地・1-3月期(4Q)最終は赤字拡大、今期業績は非開示

配信元:株探
投稿:2022/05/13 08:45
 日医工 <4541> [東証P] が5月13日朝(08:45)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。22年3月期の連結最終損益は1048億円の赤字(前の期は41.7億円の赤字)に赤字幅が拡大し、従来予想の186億円の赤字を下回って着地。なお、23年3月期の業績見通しについては配当(無配)以外は開示しなかった。

 直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結最終損益は891億円の赤字(前年同期は39.6億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の0.2%→-214.3%に急悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  売上高については、岐阜工場製品が売上に寄与したものの、薬価改定による薬価引き下げや、当社の連結子会社であるエルメッド株式会社(以下「エルメッド」といいます。)の製造委託先である小林化工株式会社における生産・出荷停止に起因するエルメッド製品の売上減少による影響、富山第一工場製造品の出荷再開の遅れによる影響、加えて収益認識に関する会計基準変更による影響等から、前年同期比405億97百万円の減収となりました。 利益面では、売上高減少に伴う収益性の悪化に加え、富山第一工場生産再開に伴う棚卸資産評価損の計上(通期で73億89百万円)等により、経常損失は前年同期比197億35百万円の悪化となりました。 当期純損失は、固定資産減損損失の計上(253億9百万円)や、当社の連結子会社であるSagent Pharmaceuticals,Inc.株式に係る関係会社株式評価損の計上(384億96百万円)等により、前年同期比783億85百万円の悪化となりました。
配信元: 株探

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