森尾電、前期経常を一転35％増益に上方修正、配当も20円増額

　森尾電機 <6647> [東証Ｓ] が5月10日後場(14:00)に業績・配当修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の2.7億円→4.5億円(前の期は3.4億円)に70.0％上方修正し、一転して35.0％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.6億円→4.5億円(前年同期は2億円)に71.6％増額し、増益率が30.7％増→2.2倍に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の30円→50円(前の期は30円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年３月期通期の業績予想につきまして、売上高は前回予想と同水準となる見込みでありますが、利益につきましては、生産効率の向上に伴う内製化促進や、コストの削減等により、営業利益、経常利益、当期純利益ともに前回発表予想を上回る見通しとなりましたので、上表のとおり修正いたしました。

　　期末配当予想につきましては、当社は株主の皆様への利益還元を経営の重要課題として位置づけており、当期の業績や事業の継続的成長のための内部留保等を総合的に勘案した結果、前回予想値30円に20円増配し、１株当たり50円に修正することといたしました。