<動意株・10日>(前引け)=バルテス、cotta、ダイトロン

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/05/10 11:36
<動意株・10日>(前引け)=バルテス、cotta、ダイトロン  バルテス<4442.T>=急反騰。9日の取引終了後、集計中の22年3月期連結業績について、売上高が64億5100万円から67億700万円(前の期比27.5%増)へ、営業利益が4億6400万円から5億7000万円(同65.7%増)へ、純利益が3億500万円から4億1300万円(同67.9%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。大型案件における上流工程のPMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)・QMO(クオリティ・マネジメント・オフィス)としての参画増加や、金融・公共・流通などのエンタープライズ系領域からの受注が引き続き拡大したことが牽引した。また、利益率の高いエンタープライズ系領域における業績が特に好調に推移したことや、下期以降に案件管理体制を大きく見直したことで主要事業の原価低減や販管費低減が進んだことも寄与した。

 cotta<3359.T>=急動意。9日の取引終了後、不二製油グループ本社<2607.T>子会社の不二製油と資本・業務提携契約を締結したと発表したことを材料視している。今回の提携により、レシピなどの情報発信による製菓製パン市場の活性化や消費者ニーズを汲み取った戦略製品の開発などを共同で行うという。また、資本面では不二製油が10日付でcotta株式55万6000株(発行済み株数の5.18%)を取得する。なお、同件による当面の業績への影響は軽微としている。

 ダイトロン<7609.T>=大幅反発。同社は電子機器商社で半導体製造装置の取り扱いなどで強みを持っている。AI・IoT分野への設備投資をはじめとする世界的なデジタルシフトを追い風にビジネスチャンスを広げ、業績は足もと会社側の想定を上回って好調に推移している。9日取引終了後に22年12月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の41億円から46億5000万円(前期比11%増)に大幅増額した。営業利益は減益予想から一転して2ケタ増益予想に変わっており、株価を強く刺激する格好となっている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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