日鋳造はカイ気配で水準切り上げ、今期増収増益見通しで自社株買いも

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/04/27 09:09
日鋳造はカイ気配で水準切り上げ、今期増収増益見通しで自社株買いも  日本鋳造<5609.T>はカイ気配で水準を切り上げている。26日の取引終了後、23年3月期業績予想を発表。売上高を前期比15.6%増の140億円、営業利益を同27.0%増の10億円としており、これを好感した買いが膨らんでいるようだ。

 半導体製造装置向けや鉱山機械向けの鋳鋼品の増加を想定しているほか、大型プロジェクト案件向けや補修工事で使用する橋梁部品の需要を捉え売り上げ増加につなげる見通し。投資有価証券売却益があった前期の反動で、純利益については同2.0%減の6億5000万円を見込む。また、配当予想は前期から据え置きの30円とした。

 あわせて自己株式の取得と消却を発表したことも好材料視されている。株式取得の上限は、37万5000株(発行済み株数の7.3%)、または3億円で、期間は28日から7月27日まで。その後、8月31日付で取得した株式すべてを消却する予定。

出所:MINKABU PRESS
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