新興市場銘柄ダイジェスト:神戸天然物化学は年初来高値、ワンプラがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2022/04/18 16:04
<4475> HENNGE 1197 -167
大幅に反落。東証が18日から信用取引に関する規制措置を強化したことが嫌気されている。新規の売付及び買付に係る委託保証金率が50%以上(うち現金20%以上)とされたほか、日証金も増担保金徴収措置を実施している。HENNGE株は3月16日に上場来安値(648円)を記録した後、ほぼ右肩上がりで推移。一時2倍以上も値上がりしており、高値警戒感が徐々に広がったことも売りにつながっているようだ。

<4381> ビープラッツ 1364 -216
大幅に3日続落。22年3月期の営業利益を従来予想の0.81億円から0.18億円(前期実績0.35億円)に下方修正している。BtoBサブスクリプションの導入やビジネスモデルの転換が想定よりも緩やかに推移しており、商談のクローズも期間を要するケースが出ているため。計画的製品開発に伴う減価償却費が一定程度かかるほか、計画的なコントロールに努めた販管費も未達をカバーするには至らなかったとしている。

<4199> ワンプラ 2300 +400
ストップ高で年初来高値を更新。スマートフォンゲーム「クラッシュフィーバー」でキャンペーンを実施すると発表している。29日午後2時59分まで、ログインボーナスやシーズンガチャなどを行う。同ゲームは21年4月に全世界で1300万ダウンロードを達成している。シンガポールにブロックチェーンゲームの海外パブリッシング事業会社を設立すると13日に開示したことも引き続き買い材料視されているようだ。

<7066> ピアズ 1356 +153
大幅に反発。メタバース内でのライブ&コマース事業に参入すると発表している。メタバース上でのIP(知的創作物)のライブイベントやイベント興行、スポーツイベント、アミューズメントの企画・制作・運営、運営受託を行う。IPのファンクラブやグッズコマースも展開する。事業開始は5月1日の予定。これら事業での決済手段や特典付与、ポイント還元などは将来的に暗号資産で代替できるよう外部パートナーとの連携を図る方針という。

<6568> 神戸天然物化学 1241 +160
年初来高値を更新。22年3月期の営業利益を従来予想の7.00億円から10.94億円(前期実績6.35億円)に上方修正している。医薬関連・エレクトロニクス関連材料の量産ステージ製品を中心に期初の想定を上回る需要が発生したため。継続した設備投資や人的投資で生産能力を向上してきたことが奏功し、需要取り込みに成功したとしている。11日に年初来高値を記録した後、株価が軟化していたことから押し目買いも入っているようだ。

<7063> バードマン 1637 +66
大幅に3日ぶり反発。エンターテインメント事業に特化した子会社「Entertainment Next」(東京都渋谷区)を設立すると発表している。韓国発の多国籍アーティストグループ「BLANK2Y(ブランキー)」を所属させ、日本国内でのタレント活動のプロデュースやライブなどの企画・運営・広告業務などを推進する。設立年月日は7月1日の予定。子会社設立に伴い、23年6月期から連結決算に移行する。 <ST>
配信元: フィスコ

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