<動意株・29日>(前引け)=エッジテクノ、ウェルスナビ、HPCシス

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/03/29 11:37
<動意株・29日>(前引け)=エッジテクノ、ウェルスナビ、HPCシス  エッジテクノロジー<4268.T>=上げ足鮮烈。きょうは一時20%超の急騰をみせ1540円まで水準を切り上げた。今年2月17日に東証マザーズ市場に新規上場した直近IPO銘柄だが、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要が高まるなか、人工知能(AI)実装支援やビッグデータ解析を強みとするAIソリューションビジネスを展開し高成長路線を走る。22年4月期はトップラインの大幅な伸びを背景に営業利益は前期比4.4倍という急拡大を見込んでいる。継続的な投資資金流入が目立つなか、上場後の最高値圏を走る展開。直近2週間あまりで株価は3倍化しているが、戻り売り圧力がないだけに、上値を見込んだ個人投資家など短期筋の追随買いを誘っている。

 ウェルスナビ<7342.T>=3日ぶり大幅反発。28日の取引終了後、ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」の預かり資産が6500億円を突破したと発表しており、これが好感されている。「WealthNavi」は16年7月に正式リリースした「長期・積立・分散」の資産運用を、自動で実現するサービス。リリースから約5年8カ月での預かり資産6500億円突破で、機能性、透明性、シンプルな手数料が高く評価されているという。

 HPCシステムズ<6597.T>=反発。5日移動平均線をサポートラインに上値をうかがう動き。同社は科学技術用の高性能計算システム開発を手掛け、企業や大学・研究機関向けなどにコンピューターソフトを納入している。ビッグデータや人工知能(AI)分野における知見を強みとし、量子コンピューターなど次世代コンピューティング分野への展開にも期待がかかる。そうしたなか、28日取引終了後に、量子コンピューター向け化学計算プログラムの事業展開加速に向け、量子コンピューターのアプリケーション開発に取り組むQunaSys(東京都文京区)と資本・業務提携契約を締結したことを発表、これを材料視する買いを引き寄せている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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