会舘、非開示だった今期経常は赤字縮小、未定だった配当は無配継続

配信元:株探
投稿:2022/03/25 14:00
 東京會舘 <9701> [東証2] が3月25日後場(14:00)に業績・配当修正を発表。非開示だった22年3月期の業績予想は経常損益(非連結)が7.2億円の赤字(前期は28.6億円の赤字)に赤字幅が縮小する見通しと発表した。

 同時に、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は無配)とし、無配継続する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2022 年3月期業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染拡大による消費活動の停滞や感染拡大が収束する時期を見通すことは難しく、業績への影響額を客観的に見積もることが困難であったことから未定としておりましたが、現時点で入手可能な情報に基づいた 2022 年3月期通期の業績予想値を算定しましたので公表いたします。 なお、本日公表の「固定資産の管理処分信託契約及び定期建物賃貸借契約の締結並びに信託受益権の一部譲渡に関するお知らせ」に記載のとおり、信託受益権の譲渡による譲渡益(1,657 百万円)を固定資産売却益として2022 年3月期第4四半期において計上する予定であり、当該固定資産売却益は上記の業績予想に織込み済みです。※業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって本資料の予想数値と異なる可能性があります。

 当社は株主重視の観点から安定的な配当を行うことを基本方針とし、当期の業績ならびに事業展開等を総合的に勘案して配当を実施することとしております。 しかしながら、上記の業績予想のとおり、2022 年3月期の業績は新型コロナウイルス感染症の影響により大幅な営業損失となる見込みであり、2022 年3月期の配当につきましては、誠に遺憾ながら無配とさせていただく見込みであります。 株主の皆様には深くお詫び申し上げますとともに、可能な限り早期に復配できるよう努めてまいりますので、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。
配信元: 株探

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