ステムリムが朝高後売り優勢、レダセムチドに係る物質特許がインドで登録◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/03/24 14:51
 ステムリム<4599.T>は朝高後売りに押される展開となっている。同社は23日取引終了後、塩野義製薬<4507.T>へ導出済みの再生誘導医薬開発候補品レダセムチド(HMGB1より創製したペプチド医薬、開発コード:S-005151)に係る物質特許について、インドで登録されることになったと発表した。これを受けて株価は一時上昇したが、全般安とあって好反応の動きは限定的のようだ。

 同特許は、現在開発が進んでいる特定のHMGB1断片ペプチド(レダセムチド)を新規物質として権利化するもので、同ペプチド以外にも、アミノ酸配列の異なる新規HMGB1断片ペプチド(いずれも間葉系幹細胞の遊走刺激活性を有するもの)を多数、権利範囲に含んでいる。特許成立により、インドにおけるHMGB1断片ペプチドに基づく医薬品開発の可能性を広く担保することができるという。なお、同件による22年7月期業績への影響はないとしている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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