ブリッジ Research Memo（10）：TK Internationalとの資本提携及び業務提携強化

■トピックス

ブリッジインターナショナル<7039>は2022年1月24日にグローバルなデジタルマーケティングの戦略立案から実装・運用支援サービスを強化するために、TK International Sdn.Bhd.（本社：マレーシア・クアラルンプール、以下「TKインターナショナル」）と資本提携及び業務提携を強化することで合意した。TKインターナショナルはマレーシアを拠点にASEANに進出する日系企業の販路開拓支援のためのマーケティング支援やITサービス事業を運営している。同社はTKインターナショナルと、2019年以来、アウトソーシングサービス提供において既に連携を進めているが、今回の合意によりさらなる関係強化を行っていく。

これまでは、同社アウトソーシングサービスの新規顧客開拓、及びそのサービス実行を両社の業務提携範囲としていたが、それに加え今後は、インサイドセールスを含む営業活動の対象となる見込み顧客を獲得するためのマーケティング業務においても TKインターナショナルが提供するデジタルマーケティング事業と連携し、同社の顧客向けにサービス提供を開始する。


新市場区分における「グロース市場」選択
同社は2021年7月9日付で東京証券取引所より、「新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する一次判定結果」を受領し、「グロース市場」の上場維持基準に適合していることを確認した。この結果に基づき、2021 年 12 月 22 日開催の取締役会において、新市場区分「グロース市場」を選択することについて決議した。

（執筆：フィスコアナリスト　村瀬智一）

＜SI＞