決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … 積水ハウス、ステムリム、鎌倉新書 (3月10日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月9日から10日の決算発表を経て11日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　鎌倉新書 <6184>
　22年1月期の連結経常利益は前の期比2.0倍の5.3億円に急拡大し、23年1月期も前期比19.9％増の6.4億円に伸びる見通しとなった。

★No.4　積水ハウス <1928>
　22年1月期の連結経常利益は前の期比24.6％増の2300億円になり、23年1月期も前期比1.7％増の2340億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.5　トップカルチ <7640>
　22年10月期第1四半期(21年11月-22年1月)の連結経常利益は前年同期比10.4％増の1.4億円に伸び、11-4月期(上期)計画の2億円に対する進捗率は71.3％に達し、5年平均の40.1％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6184> 鎌倉新書 　　　東１ 　 +16.28 　　3/10　本決算　　　 19.89
<4599> ステムリム 　　東Ｍ　　 +9.08 　　3/10　　上期　　　　赤拡
<9262> シルバライフ 　東１　　 +6.61 　　3/10　　上期　　　-43.07
<1928> 積水ハウス 　　東１　　 +2.93 　　3/10　本決算　　　　1.70
<7640> トップカルチ 　東１　　 +2.10 　　3/10　　　1Q　　　 10.37

<6654> 不二電機 　　　東１　　 +1.71 　　3/10　本決算　　　 -7.30
<2751> テンポスＨＤ 　ＪＱ　　 +1.21 　　3/10　　　3Q　　　155.21

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース