アマテイ、今期経常を一転47%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2022/02/10 16:00
 アマテイ <5952> [東証2] が2月10日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比62.5%減の600万円に大きく落ち込んだ。
 併せて、通期の同利益を従来予想の2500万円→900万円(前期は1700万円)に64.0%下方修正し、一転して47.1%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3700万円→2100万円(前年同期は1700万円)に43.2%減額し、増益率が2.2倍→23.5%増に縮小する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比12.5%増の1800万円に伸び、売上営業利益率は前年同期の1.4%→1.5%とほぼ横ばいだった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2022年3月期第3四半期(累計)の業績は、建設・梱包向(個別)においては、経済活動が正常化に向かっている環境下で新設住宅着工戸数は増加しておりますが、前回予想で見込んでいたほど釘需要は増加しておらず、利益面でも販売価格改定を順次進めておりますが、鋼材や海外商品価格上昇が収益を圧迫し続けており、営業利益・経常利益・当期純利益は減益となる見込みであります。一方、電気・輸送機器向においては、自動車メーカーでの半導体不足や部品調達難の影響を受け、受注の減少はありましたが、概ね業績は順調に推移しております。 上記の第3四半期(累計)連結業績見通しをふまえ、2022年3月期通期連結業績予想は前回予想を下回り、製造コスト・販管費の低減に努めるものの、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益とも、前回予想より減益となる見込みであります。(注)業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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