テレ朝ＨＤ、今期経常を20％上方修正、配当も10円増額

　テレビ朝日ホールディングス <9409> が2月10日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比66.5％増の206億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の200億円→240億円(前期は179億円)に20.0％上方修正し、増益率が11.2％増→33.5％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の86.3億円→126億円(前年同期は137億円)に46.3％増額し、減益率が37.0％減→7.8％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の40円→50円(前期は40円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比14.2％増の92.9億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の9.3％→10.1％に改善した。

株探ニュース