オーネックス、上期最終を一転赤字に下方修正

　オーネックス <5987> [ＪＱ] が2月10日大引け後(15:30)に業績修正を発表。22年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結最終損益を従来予想の1億1100万円の黒字→2900万円の赤字(前年同期は1億6100万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
　なお、通期の最終損益は従来予想の1億5100万円の黒字(前期は2億0100万円の赤字)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　金属熱処理加工事業において、自動車部品関連や産業工作機械関連の受注が順調に推移し、売上高は24百万円増となったものの、ブタンガス等の価格が前期と比べ約70％増と高騰したことや電力費の増加、また、売上増に伴う外注費の増加等により、経常利益で当初予想と比べ△109百万円減となりました。また、本日（2022年２月10日）、公表いたしました「特別損失の計上に関するお知らせ」のとおり、金属熱処理加工事業における、火災事故に関連する費用として、特別損失54百万円を計上することとなったため、親会社株主に帰属する当期純利益は当初予想と比べ、△140百万円減となりました。なお、2022年６月期通期の業績予想につきましては、現在、調査中であり判明次第、速やかに開示いたします。