朝日工、今期最終を15％上方修正、配当も20円増額

　朝日工業社 <1975> が2月10日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比28.5％減の6.9億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の13.5億円→15.5億円(前期は18.2億円)に14.8％上方修正し、減益率が25.9％減→14.9％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の12.2億円→14.2億円(前年同期は14億円)に16.3％増額し、一転して1.2％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の100円→120円(前期は100円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比1.8％増の5.7億円となり、売上営業利益率は前年同期の3.9％→5.0％に改善した。

株探ニュース