藤倉化、今期経常を一転16%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2022/02/10 14:00
 藤倉化成 <4620> が2月10日後場(14:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比57.4%増の16.7億円に拡大した。
 しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の30億円→16億円(前期は18.9億円)に46.7%下方修正し、一転して15.7%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の16.3億円→2.3億円(前年同期は20.3億円)に85.4%減額し、減益率が19.6%減→88.3%減に拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比74.1%減の3.1億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の8.1%→0.7%に急悪化した。

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