リケン、今期経常を8％下方修正

　リケン <6462> が2月9日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の55億円に急拡大した。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の64億円→59億円(前期は43.2億円)に7.8％下方修正し、増益率が48.0％増→36.5％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の24.1億円→19.1億円(前年同期は45億円)に20.7％減額し、減益率が46.4％減→57.5％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比29.5％減の15.1億円に減り、売上営業利益率は前年同期の7.8％→5.5％に悪化した。

株探ニュース