立花エレ、今期経常を10%上方修正、配当も2円増額

配信元:株探
投稿:2022/02/07 16:00
 立花エレテック <8159> が2月7日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比79.1%増の49.6億円に拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の58億円→64億円(前期は43.8億円)に10.3%上方修正し、増益率が32.2%増→45.9%増に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の27.2億円→33.2億円(前年同期は25.9億円)に22.1%増額し、増益率が4.7%増→27.8%増に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の58円→60円(前期は37円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比91.8%増の18.8億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.5%→3.5%に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (2) 修正の理由2022 年3月期第3四半期連結業績につきましては、半導体製造装置や物流、空調機器などの分野を中心に好調に推移し、国内・海外ともに、当初の計画を上回る業績を達成できました。第4四半期以降につきましても、長期化する半導体や電子部品の不足や原材料価格の高騰の影響はあるものの、一定の業績は確保できるものと予想し、通期の業績予想を上方修正いたします。

 (2) 配当予想修正の理由当社の剰余金の配当等の基本方針は、将来の経営環境の変化に対応できるよう財務体質の強化と事業拡大に必要な内部留保の充実を図りながら、株主の皆様に対しましては、安定配当をベースとして業績に裏付けられた適正な利益還元に努めていくことを基本としております。この方針に基づき、今回公表の通期業績予想の修正を踏まえ、2022年3月期期末配当金につきましては、前回予想の28円に2円増配して1株当たり30円に修正いたします。これにより、修正後の年間配当金は1株当たり60円となります。
配信元: 株探

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