沢藤電、今期経常を24%下方修正

配信元:株探
投稿:2022/02/04 16:00
 澤藤電機 <6901> が2月4日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は4億3200万円の黒字(前年同期は3億9100万円の赤字)に浮上して着地した。
 しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の5億5000万円→4億2000万円(前期は3億4500万円)に23.6%下方修正し、増益率が59.4%増→21.7%増に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2億6700万円→1億3700万円(前年同期は7億2300万円)に48.7%減額し、減益率が63.1%減→81.1%減に拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は1億4900万円の黒字(前年同期は1300万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-1.1%→0.7%に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当連結会計年度の業績予想につきましては、売上高は概ね、新型コロナウイルス感染症拡大影響前の水準への回復が見込める状況となりました。一方、利益面においては、原価改善、固定費削減に取り組んでいるものの、当社製品の主要材料の仕入価格高騰、海上輸送費の高騰等の影響に加え、電子部品の供給不足の影響に伴い、生産調整が見込まれていることから、営業利益、経常利益、当期純利益ともに前回発表予想値を下回る見通しとなった為、上記の通り、業績予想を修正するものです。
配信元: 株探

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