兼松、今期最終を7％上方修正、配当も5円増額

　兼松 <8020> が2月4日後場(14:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比40.6％増の120億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の150億円→160億円(前期は133億円)に6.7％上方修正し、増益率が12.7％増→20.2％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の77.1億円→87.1億円(前年同期は74.4億円)に13.0％増額し、増益率が3.7％増→17.1％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の60円→65円(前期は60円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比76.9％増の47.2億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.8％→3.5％に改善した。

株探ニュース