たけびし、4-12月期(3Q累計)経常は37％増益で着地、今期配当を2円増額修正

　たけびし <7510> が1月31日大引け後(15:30)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比36.7％増の22.3億円に拡大したが、通期計画の30.1億円に対する進捗率は74.3％となり、5年平均の75.1％とほぼ同水準だった。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比38.4％増の7.7億円に拡大する計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の50円→52円(前期は38円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比26.2％増の6.6億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の3.2％→3.0％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社は、2021年４月24日をもちまして、創立95周年を迎えました。これもひとえに、株主様、お取引先様を始めとした多くの関係者の皆様のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。つきましては、株主様の日頃のご支援に感謝の意を表するため、2022年３月期の期末配当に おいて、１株当たり２円の記念配当を実施させていただきます。これにより、2022年３月期の１株当たりの期末配当金は、普通配当24円と合わせて、26円となり、第２四半期末配当金26円と合わせ、年間配当金は１株当たり52円となる予定であります。