九州電、今期経常を一転10％減益に下方修正

　九州電力 <9508> が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比19.6％減の593億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の700億円→500億円(前期は556億円)に28.6％下方修正し、一転して10.2％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の42.5億円の黒字→157億円の赤字(前年同期は267億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は64.2億円の赤字(前年同期は86.6億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-1.4％→-0.5％に改善した。

株探ニュース