ＵＦＨＤ、前期最終を42％上方修正

　ウルトラファブリックス・ホールディングス <4235> [ＪＱ] が1月28日大引け後(15:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。21年12月期の連結最終利益を従来予想の6億円→8億5000万円(前の期は3500万円)に41.7％上方修正し、増益率が17倍→24倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益も従来予想の3億6300万円→6億1300万円(前年同期は6900万円)に68.9％増額し、増益率が5.3倍→8.9倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上収益につきましては、完成車の販売好調を受けて自動車用の販売数量が前回発表予想を上回って推移したことに加え、RV向けの需要も前回発表予想以上のペースで回復したために、前回発表予想を上回る見込みとなりました。　また、輸送コストや原材料費上昇の影響はありましたが、前回発表予想前提より円安で推移したことに加え、一部製品における価格改定、生産数量の増加による生産効率改善や不良品率低下により、営業利益・税引前利益・当期利益も上振れを見込んでおります。　なお、当社は、株主の皆様に対して安定した配当を継続することを基本とし、企業体質の強化を図りつつ、将来の事業展開に備えるための内部留保の充実などを勘案し、配当を行うこととしております。2021年12月期の期末配当につきましては、今後の業績の推移、財政状態、事業展開等を総合的に勘案した上で発表させていただきます。　また、業績予想につきましては、本資料の発表日現在において当社が入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。