日シス技術、今期経常を27％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額

　日本システム技術 <4323> が1月26日大引け後(17:00)に業績・配当修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の13.6億円→17.3億円(前期は13.1億円)に27.2％上方修正し、増益率が3.8％増→32.1％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.5億円→7.2億円(前年同期は12.5億円)に2.0倍増額し、減益率が71.6％減→42.0％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の30円→40円(前期は28円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社ブランドビジネス（GAKUEN、医療ビッグデータ、BankNeo）における各種製品・サービスの販売好調をはじめ、主軸のソフトウェア事業における大型受注案件の獲得等による収益性の向上、更にはASEANビジネスの好調等により前回予想を上回り、売上高及び全利益指標において創業来最高値（売上高は９期連続、経常利益は３期連続）を更新する見通しとなりました。

　　上記業績予想の上方修正に伴い、株主の皆さまに一層の利益還元を図るべく、期末の配当予想を１株につき40円に修正させて頂きます。