決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】寄付 … WACUL、旭化学、カンセキ (1月11日発表分)

配信元:株探
投稿:2022/01/12 09:28

―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の1月7日から11日の決算発表を経て12日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2 旭化学 <7928>
 22年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比1.5%減の1.9億円となり、9-2月期(上期)計画の3.9億円に対する進捗率は49.5%にとどまり、5年平均の53.5%も下回った。

▲No.3 カンセキ <9903>
 22年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比25.6%減の17.6億円に減り、通期計画の30.5億円に対する進捗率は57.8%にとどまり、5年平均の88.3%も下回った。

▲No.6 アヲハタ <2830>
 21年11月期の連結経常利益は前の期比27.1%増の9億7100万円に伸びたが、22年11月期は前期比11.4%減の8億6000万円に減る見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  下落率  発表日 決算期 経常変化率

<4735> 京進      東2   -6.19   1/11  上期    99.52
<7928> 旭化学     JQ   -5.76   1/11   1Q    -1.53
<9903> カンセキ    JQ   -3.52   1/11   3Q   -25.64
<4173> WACUL   東M   -1.13   1/11   3Q   226.19
<2668> タビオ     東2   -1.03   1/11   3Q    赤縮

<2830> アヲハタ    東2   -0.55   1/11 本決算   -11.43

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

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