大阪3月限
日経225先物 28870 +40 (+0.13%)
TOPIX先物 1996.0 +2.0 (+0.10%)
日経225先物(3月限)は前日比40円高の2万8870円で取引を終了。寄り付きは2万8790円とシカゴ日経平均先物清算値(2万8810円)にサヤ寄せする格好から下落して始まった。その後、前日同様に中国の不動産リスクへの警戒感からショートが優勢となり、2万8550円まで下落幅を広げる場面も見られた。ただし、中国・香港市場の落ち着いた値動きを確認すると前場半ば辺りからショートカバーの動きに向かいプラスに転じた。後場は狭いレンジでの保ち合いを継続し、引け間際に2万8790円と下げに転じる場面もあったが、引けのインデックス買いの影響により2万8870円で取引を終えた。
中国の不動産リスクへの警戒感から利食いが先行する格好となったものの、中国・香港市場が反発したことで、前日のショートに対するカバーの動きにつながったようだ。また、東京エレクトロン<8035>など値がさハイテク株の一角が反発を見せたこともショートカバーに向かわせたようである。
NT倍率は先物中心限月で14.46倍と小幅に上昇。一時14.41倍に低下する場面も見られたが、25日、75日線が位置している水準を支持線として機能する形から、その後はNTショートの巻き戻しによって小幅に切り返す格好となった。グローベックスの米株先物は小幅に下落して推移していることから、30日の米国市場は弱含む可能性はあるが、VIX指数が再び20.00を大幅に上回る急伸とならなければ、リスク選好ムードが継続しそうだ。
手口面では日経225先物はABNアムロが850枚、野村が430枚、ソジェンが420枚程度の売り越しに対して、SBIが1280枚、大和が540枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はモルガンSが1100枚、JPモルガンが760枚、UBSが510枚程度の売り越しに対して、SBIが740枚、ソジェンが500枚、みずほが480枚程度の買い越しだった。
株探ニュース
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銘柄名称 | 株価 | 前日比 |
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