北恵、前期経常を24%上方修正、配当も7円増額

配信元:株探
投稿:2021/12/24 14:00
 北恵 <9872> が12月24日後場(14:00)に業績・配当修正を発表。21年11月期の経常利益(非連結)を従来予想の7.4億円→9.2億円(前の期連結は6.5億円)に23.7%上方修正し、増益率が14.3%増→41.3%増に拡大する見通しとなった。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の17円→24円(前の期は25円)に大幅増額修正した。

 ※今期から非連結決算に移行。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当住宅関連業界におきましては、コロナ禍での住環境改善のニーズや政府による住宅取得支援策等の効果により、新設住宅着工戸数は堅調に推移しましたが、新型コロナウイルス感染症の影響によって生じた商品の供給遅延や価格高騰などもあり、混迷をきたす状況となりました。 そのような状況のもと、当社は、既存取引先との関係強化、新規取引先の開拓や、工事機能のさらなる充実による工事売上の拡大や非住宅市場の開拓を推進するとともに、環境・省エネをテーマとした太陽光発電システムや蓄電池などの住宅設備機器の拡販やオリジナル商品の開発及び販売強化に注力し、業績の向上に努めてまいりました。その結果、2021年11月期通期個別業績につきましては、過去最高の売上高となり、営業利益、経常利益も前回予想値を上回る見通しであります。また、当期純利益につきましては、2021年8月21日を効力発生日として子会社(福住株式会社)を吸収合併したことに伴う税務上の繰越欠損金の控除等により、前回予想値を上回る見通しであります。

  当社は、株主各位に対する利益還元を経営の重要課題の一つとして位置付け、安定した配当を継続しつつ、当社を取り巻く経営環境及び財務状況等を勘案の上、業績に応じた利益還元を行っていくことを基本方針としております。また、配当額につきましては、当面の間、一株当たり年間14円を下限とした上で、配当性向35%を目途としておりますが、非経常的な要因により、当期純利益が変動する場合等においては、その影響を考慮し配当額を決定いたします。この基本方針に基づき、2021年11月期の配当予想につきましては、年間配当を24円とする予定です。※本資料に記載されている将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提条件に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
配信元: 株探

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