ツガミが大幅高で75日線とのカイ離解消、工作機械株にリターンリバーサル狙いの買い◇
ツガミ<6101.T>が大幅高となり中長期トレンドの分水嶺である75日移動平均線とのマイナスカイ離を解消したほか、牧野フライス製作所<6135.T>、アマダ<6113.T>など工作機械株が総じて買いを集めている。工作機械は中国の経済回復を背景に追い風が強まっており、自動車向け需要などが牽引している。また、世界的な半導体需給の逼迫を背景に半導体製造装置向けなどでも引き合いが旺盛だ。11月の工作機械受注額は、前年同月比64%増と高い伸びを示しており、13カ月連続で前年実績を上回った。12月もこの流れは続きそうで、良好な収益環境を背景に見直しムードが漂う。半導体関連などと比較して相対的に出遅れ感のある工作機械株はリターンリバーサル狙いの買いが入りやすくなっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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