『マザーズはあと1週間我慢かもしれません・・・』
マザーズ指数が下落しています。大型株はなんとか踏みとどまっているものの、マザーズだけ下落が続いており、どこらあたりで底打ちしてくるかが焦点となっています。
マザーズだけが弱い展開となっている理由としては、
・節税対策の売り
・IPOラッシュによる需給悪化
だと考えています。
節税対策の売りとは、節税のために含み損の出ている銘柄をいったん売り実現損にすることで、節税しようとするトレードで、今年のパフォーマンスが悪いマザーズ銘柄が節税対策の売りで下落しているのでしょう。この節税対策の売りが終わるのがクリスマス後の場合が多く、クリスマス後は節税対策の売りも一巡しマザーズも息を吹き返す可能性がありそうです。
IPOラッシュによる需給悪化とは、12月にIPOが33社予定されており、そのIPOに申し込むために保有している株を売ったり、公募に申し込む際に資金が拘束されたりして需給が悪化している状況です。IPOラッシュもちょうど12/24である程度落ち着き、その後はマザーズも反発してくるかもしれません。
このように考えると今のマザーズはまさに【逆風のど真ん中】です。逆風が収まる可能性が高そうなのは、クリスマス後あたりだと考えており、それまでは弱含みの展開が続くかもしれません。
勝負はクリスマス後です。マザーズに関しては今はあせらず、もう一段の下落に備えておいてください。
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