ビーアンドピー<7804>は9日、2021年10月期決算を発表した。売上高が前期比4.4%増の25.49億円、営業利益が同6.9%増の2.22億円、経常利益が同28.2%増の2.71億円、当期純利益が同35.0%増の1.89億円となった。
売上高は増収となり、営業利益は市場変更に関連する一時的な費用が発生したが、コスト意識が定着し経費削減に努め、増益となった。経常利益は、東京本社の移転に係る補償金0.41億円や新型コロナウイルス感染症対策関連の補助金を営業外収益に計上したことにより増益となり、当期純利益も増益となった。
販売促進用広告制作については、第1四半期においては新型コロナウイルス感染症の影響による売上落ち込みが続いたが、2月以降は回復基調となった。また、生活資材・製品制作については、ホテルの壁紙の受注等により順調に売上を伸ばした。一方、「リアル領域」と「デジタル領域」を融合させたビジネスモデルへの挑戦として、当年度より新たにデジタルサイネージ事業、インターネット通販サポート事業を開始した。デジタルサイネージについては、大阪本店と東京本社にショールームを開設し、第2四半期から販売を開始した。さらに、3月にはピースリー<6696>と業務提携契約を締結し、インテリア市場に向けたデジタルサイネージの展開への道筋がついた。インターネット通販サポートについては、第3四半期から営業を開始し、来期からの本格展開に向けて積極的な営業活動を行っている。8月に東京本社を移転し、東京事業部の営業部門とニコール事業部の営業部門を新東京本社に統合した。また、東京事業部の生産部門とニコール事業部の生産部門を横浜ファクトリーに集約した。
売上高については、第2四半期以降は回復基調となり、第3四半期まではほぼ想定通りに進捗したが、第4四半期については緊急事態宣言の延長等により当初想定していたほどの回復には至らなかった。この結果、売上高、営業利益については期初想定を下回ったが、経常利益、当期純利益については期初想定を上回る結果となった。
2022年10月期通期の業績予想については、売上高が前期比7.9%増の27.50億円、営業利益が同36.0%増の3.02億円、経常利益が同11.3%増の3.02億円、当期純利益が同8.9%増の2.06億円を見込んでいる。
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売上高は増収となり、営業利益は市場変更に関連する一時的な費用が発生したが、コスト意識が定着し経費削減に努め、増益となった。経常利益は、東京本社の移転に係る補償金0.41億円や新型コロナウイルス感染症対策関連の補助金を営業外収益に計上したことにより増益となり、当期純利益も増益となった。
販売促進用広告制作については、第1四半期においては新型コロナウイルス感染症の影響による売上落ち込みが続いたが、2月以降は回復基調となった。また、生活資材・製品制作については、ホテルの壁紙の受注等により順調に売上を伸ばした。一方、「リアル領域」と「デジタル領域」を融合させたビジネスモデルへの挑戦として、当年度より新たにデジタルサイネージ事業、インターネット通販サポート事業を開始した。デジタルサイネージについては、大阪本店と東京本社にショールームを開設し、第2四半期から販売を開始した。さらに、3月にはピースリー<6696>と業務提携契約を締結し、インテリア市場に向けたデジタルサイネージの展開への道筋がついた。インターネット通販サポートについては、第3四半期から営業を開始し、来期からの本格展開に向けて積極的な営業活動を行っている。8月に東京本社を移転し、東京事業部の営業部門とニコール事業部の営業部門を新東京本社に統合した。また、東京事業部の生産部門とニコール事業部の生産部門を横浜ファクトリーに集約した。
売上高については、第2四半期以降は回復基調となり、第3四半期まではほぼ想定通りに進捗したが、第4四半期については緊急事態宣言の延長等により当初想定していたほどの回復には至らなかった。この結果、売上高、営業利益については期初想定を下回ったが、経常利益、当期純利益については期初想定を上回る結果となった。
2022年10月期通期の業績予想については、売上高が前期比7.9%増の27.50億円、営業利益が同36.0%増の3.02億円、経常利益が同11.3%増の3.02億円、当期純利益が同8.9%増の2.06億円を見込んでいる。
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