若築建、今期経常を15％上方修正、配当も5円増額

　若築建設 <1888> が11月11日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は31億円の黒字(前年同期は2.2億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の41億円→47億円(前期は30.1億円)に14.6％上方修正し、増益率が36.2％増→56.1％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比50.6％減の15.9億円に大きく落ち込む計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の60円→65円(前期は55円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は16.5億円の黒字(前年同期は3.6億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-0.3％→7.5％に急改善した。

株探ニュース