キクカワ、今期経常を19％上方修正、配当も25円増額

　キクカワエンタープライズ <6346> [東証２] が11月11日後場(14:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常損益(非連結)は2億1100万円の黒字(前年同期は1100万円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の4億2000万円→5億円(前期は8億6200万円)に19.0％上方修正し、減益率が51.3％減→42.0％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益は前年同期比66.9％減の2億8900万円に大きく落ち込む計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の100円→125円(前期は170円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常利益は前年同期比13倍の1億2500万円に急拡大し、売上営業損益率は前年同期の-5.5％→13.3％に急改善した。

株探ニュース