宝ＨＬＤ、今期経常を17％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額

　宝ホールディングス <2531> が11月9日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比3.7倍の218億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の290億円→338億円(前期は219億円)に16.6％上方修正し、増益率が32.2％増→54.1％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比25.5％減の119億円に減る計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の24円→29円(前期は21円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.4倍の91.4億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.2％→12.8％に急改善した。

株探ニュース