カッパクリエ、今期経常を一転赤字に下方修正

　カッパ・クリエイト <7421> が11月9日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は19.7億円の赤字(前年同期は16.3億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の11.7億円の黒字→9.8億円の赤字(前期は14.7億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比6.0倍の9.8億円に急拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は9.2億円の赤字(前年同期は0.4億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-0.4％→-5.9％に急悪化した。

株探ニュース