日電波、今期税引き前を一転70%増益に上方修正、未定だった配当は4期ぶり5円で復配

配信元:株探
投稿:2021/11/09 13:00
 日本電波工業 <6779> が11月9日後場(13:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前損益は26億円の黒字(前年同期は16.6億円の赤字)に浮上し、従来予想の15億円の黒字を上回って着地。
 併せて、通期の同利益を従来予想の23億円→44億円(前期は25.9億円)に91.3%上方修正し、一転して69.8%増益見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結税引き前利益は前年同期比57.7%減の17.9億円に大きく落ち込む計算になる。

 業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当を5円実施し、4期ぶりに復配する方針とした。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結税引き前損益は20.6億円の黒字(前年同期は8.4億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-7.3%→19.4%に急改善した。

株探ニュース
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