北陸ガス、今期経常を14％下方修正

　北陸ガス <9537> [東証２] が11月5日後場(14:40)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は2.5億円の赤字(前年同期は6.3億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の8.1億円→7億円(前期は25億円)に13.6％下方修正し、減益率が67.7％減→72.1％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比49.2％減の9.5億円に落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は9.4億円の赤字(前年同期は4.8億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-5.3％→-10.6％に急悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第２四半期連結累計期間までの業績及び今後のガス原料価格の動向、営業費用の見直しを踏まえ、連結・個別とも2021年８月10日に公表した2022年３月期の業績予想を上記の通り修正いたします。（注）上記の予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後、様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。