西川ゴム、7-9月期(2Q)経常は6%減益、22年3月期業績を未定に変更

配信元:株探
投稿:2021/11/05 14:00
 西川ゴム工業 <5161> [東証2] が11月5日後場(14:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は24.3億円の黒字(前年同期は5億円の赤字)に浮上して着地した。
 併せて、従来の通期業績予想(連結経常利益は74億円)を取り下げ、未定に変更した。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比5.9%減の5.1億円に減り、売上営業利益率は前年同期の0.8%→0.8%とほぼ横ばいだった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当第2四半期累計期間の連結業績につきましては、半導体の需給が逼迫したことなどにより、各自動車メーカーの生産調整の影響を受け、売上高、営業利益、経常利益ともに前回予想を下回る結果となりました。また、広島県三原市の本郷産業団地用地取得計画を中止いたしましたが、これに伴うインフラに関連する工事業者への補償金に関連する費用を計上したことなどにより、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましても前回発表予想を下回る結果となりました。当第2四半期累計期間の個別業績につきましても、同様の理由にて売上高、営業利益、経常利益、四半期純利益ともに前回予想を下回る結果となりました。通期の業績予想につきましては、引き続き半導体やその他自動車部品の世界的な需給逼迫、原材料供給懸念や価格高騰、更には電力などのエネルギーや国際輸送コストの高騰など事業活動に及ぼす影響が不透明であり、現時点においては、2021 年5月14日に公表いたしました業績予想を未定といたします。尚、今後の業績動向を踏まえ、当第3四半期決算において公表する予定といたします。(注)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の収束時期の変動といった潜在的なリスクや不確実性が含まれております。実際の業績等は、これらの様々な要因により大きく異なる可能性があります。
配信元: 株探

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