新興市場銘柄ダイジェスト:中村超硬は大幅に続落、SANTECがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2021/11/01 15:44
<2481> タウンニュース 421 +4
続伸。22年6月期第1四半期(21年7-9月)の営業利益を前年同期比709.3%増の0.80億円と発表している。行政と協働でワクチン接種特別号を発行するなど強化を図ったことが奏功し、紙面広告やWeb広告、紙面以外の企画・制作が順調に推移した。売上原価や販管費を抑制したことも大幅増益を後押しした。通期予想は前期比56.4%増の3.80億円で据え置いている。

<6629> Tホライゾン 966 -300
ストップ安。22年3月期の営業利益を従来予想の30.00億円から20.00億円(前期実績24.20億円)に下方修正している。売上高予想は330.00億円から365.00億円(同264.81億円)に引き上げたものの、教育市場向けの書画カメラや電子黒板の国内販売が前期の需要増の反動で想定を下回って推移している。半導体部品の調達難の影響も収益を圧迫しているという。

<6166> 中村超硬 555 -66
大幅に続落。22年3月期の営業損益を従来予想の6.00億円の黒字から2.00億円の黒字(前期実績1.67億円)に下方修正している。中国の江蘇三超社に対するダイヤモンドワイヤ製造装置などの固定資産譲渡で互いの主張が乖離しており、予定していた収益(売上高6.50億円)の計上が困難となったため。また、未定としていた第2四半期累計(21年4-9月)の営業損益予想を1.01億円の黒字(前年同期実績は0.49億円の赤字)と発表している。

<5070> ドラフト 906 +38
大幅に3日続伸。10月29日に株主優待制度を新設すると発表し、引き続き買い材料視されている。12月末時点の株主を対象に、保有株数100株以上1000株未満で1000円分、1000株以上で2000円分のQUOカードを贈呈する。また、28年を目途として売上高目標を300億円とする中期経営計画を開示したことも好感されているようだ。21年12月期の売上高予想は83.00億円、22年12月期の目標は100億円。

<6777> SANTEC 1665 +300 1599 +234
ストップ高。22年3月期の営業利益を従来予想の14.50億円から17.00億円(前期実績14.21億円)に上方修正している。光通信用部品の製造工程や研究開発に使われる光測定器と眼科医療機器が当初予想を上回る見込みとなったため。国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)との開発受託契約料や円安による海外売上高の上振れなども織り込んだ。第2四半期累計(21年4-9月)は会社計画(5.00億円)を上回る6.30億円で着地した。

<3482> ロードスター 1000 +89
大幅に4日ぶり反発。21年12月期第3四半期累計(21年1-9月)の営業利益を前年同期比23.5%増の47.27億円と発表している。不動産賃貸事業の売上高が37.4%増の18.81億円と好調だった。クラウドファンディング事業も伸長し、利益拡大に寄与した。通期予想は前期比21.8%増の54.62億円で据え置いた。進捗率は86.5%に達しており、会社計画を上回って着地する可能性があるとの期待が広がっている。 <ST>
配信元: フィスコ

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