ショクブン、上期経常は一転6%増益で上振れ着地

配信元:株探
投稿:2021/10/29 16:20
 ショクブン <9969> [東証2] が10月29日大引け後(16:20)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比5.8%増の7300万円に伸び、従来の5.8%減益予想から一転して増益で着地。
 ただ通期計画の2億7700万円に対する進捗率は26.4%にとどまり、前年同期の35.6%も下回った。

 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比63.2%増の2億0400万円に拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比31.8%増の2900万円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.0%→2.2%に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1)第2四半期連結累計期間業績予想と実績値との差異売上高につきましては、新型コロナ感染症による、内食需要・巣ごもり消費の影響により、前年同四半期は上回り、予想数値に対してはほぼ予想通りとなりました。また、利益面につきましては、経費削減の効果が大きく、当初予想を上回る結果となりました。これらの結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は前回予想を上回り、80百万円の営業利益、73百万円の経常利益、46百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益となりました。(2)通期連結業績予想なお、通期業績予想につきましては、経費削減については引き続き行っていきますが、新型コロナウイルス感染症の今後の影響や原油価格高騰による不確定要因が比較的多いことなどから2021年5月14日に公表いたしました連結業績予想を据え置くことといたします。(3)第2四半期累計期間個別業績予想と実績値との差異及び通期個別業績予想個別の第2四半期累計期間業績及び通期業績予想につきましても、連結と同様の理由により差異が発生しており、通期個別業績予想につきましても据え置くことといたします。※業績予想等につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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