兼松エレク、今期経常を7％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額

　兼松エレクトロニクス <8096> が10月29日後場(14:30)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比19.3％増の61.2億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の115億円→123億円(前期は110億円)に7.0％上方修正し、増益率が4.2％増→11.4％増に拡大し、従来の11期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比4.5％増の61.7億円に伸びる計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の140円→145円(前期は135円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比22.6％増の51.7億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の20.2％→22.5％に上昇した。

株探ニュース