多木化が反発、21年12月期業績及び配当予想を上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/10/29 10:48
 多木化学<4025.T>が反発している。28日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上高を305億円から325億円(前期比7.7%増)へ、営業利益を16億5000万円から26億5000万円(同50.6%増)へ、純利益を15億円から19億円(同21.8%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を45円から50円(前期45円)に引き上げると発表したことが好感されている。

 生産調整が続いていたスマートフォン向け高純度酸化タンタルや、新型コロナウイルス感染症により一時的に需要が低迷した自動車関連セラミック繊維向け高塩基性塩化アルミニウムの販売数量が回復したことに加えて、海外原料市況の上昇に伴う肥料の値上がりを見越した駆け込み需要が見込まれることなどが売上高・利益を押し上げる見通しという。

 なお、第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高233億9200万円(前年同期比8.4%増)、営業利益19億8200万円(同83.0%増)、純利益14億2300万円(同44.9%増)だった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
3,275.0
(01/10)
-25.0
(-0.75%)