ファストリが反落、22年8月期は営業利益8.4%増で40円増配予想もサプライズ感なし

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/10/15 09:31
ファストリが反落、22年8月期は営業利益8.4%増で40円増配予想もサプライズ感なし  ファーストリテイリング<9983.T>が反落している。14日の取引終了後に発表した22年8月期の連結業績予想で、売上高2兆2000億円(前期比3.1%増)、営業利益2700億円(同8.4%増)、純利益1750億円(同3.0%増)と営業最高益更新を見込み、年間配当を前期比40円増の520円を予定しているものの、サプライズ感はないとの見方が大勢となっているようだ。

 国内ユニクロ事業はEコマース事業は小幅な増収を見込むものの、前期好調だったことからハードルが高く、既存店売上高は約11%減と一時的に業績が低下する見通し。一方で、海外ユニクロ事業は中国本土などグレーターチャイナの回復を見込むほか、各地域で伸長を見込み業績を牽引する。

 なお、21年8月期決算は、売上高2兆1329億円(前の期比6.2%増)、営業利益2490億1100万円(同66.7%増)、純利益1698億4700万円(同88.0%増)だった。

出所:MINKABU PRESS
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