日本株の上値が重い展開が続いています。
中国の不動産バブル崩壊懸念や米国長期金利の上昇など世界経済に大きな影響を与えかねない懸念材料が残るなか、企業の中間決算発表本格化を控え、株式の買い控えがおこっている模様です。
今のところ日本株は緩やかな下落にとどまっていますがここから先、日経平均株価がじわじわ下がり、ある水準を割り込むと一気に株価が急落する可能性がある水準があります。
その水準とは・・・
日経平均株価の直近安値である27293円です。
足元では、懸念されている中国の恒大集団がデフォルトしたり、米国の長期金利がさらに上昇するような状況になれば日本株の急落も十分にあると考えていますが、仮にこのような状況にならなくとも、27293円を下回れば、直近安値を更新したことになり、投げ売りが出やすくなる可能性があります。
そこからさらに下落し・・・
8月の安値である26954円を下回ると中長期的にも下落トレンド入りとなり短期的な急落もありえそうです。
このように今の日経平均の水準は上昇トレンドと下落トレンドの境目スレスレの水準と考えており、ここからもう一段下がり27000円を割り込んでくればかなりの警戒が必要でしょう。
今のところ日本株はなんとか平穏を保っていますが、いつ急落してもおかしくはない状況です。次の急落に備えしっかりと逆張り戦略に磨きをかけ、急落を利益に変える準備をしておきましょう。
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