東電HDが高い、自民党総裁選に絡む思惑物色の流れ継続
東京電力ホールディングス<9501.T>は全体軟調地合いのなか高い。自民党総裁選における争点の一つとして原発政策に関心が集まるなか、これまで脱原発を掲げていた河野太郎規制改革相が再稼働を当面容認する姿勢を示したほか、そのほかの各候補者とも再稼働を進める方針にあることが伝わっている。これを受けて、足もと電力株に対する過度な警戒感が後退しており、東電HD株を買い戻す動きにつながっているとみられる。同社はきょう、傘下の東京電力パワーグリッドなどが国際協力機構(JICA)との間で、ラオス電力公社の経営マネジメント改善プロジェクトに関する契約を締結したと発表しており、これを好感する向きもあるようだ。
出所:MINKABU PRESS
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