新興市場銘柄ダイジェスト:アイキューブドは急伸、SEMITECがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2021/08/13 17:09
<4495> アイキューブド 4580 +610
急伸。前日に21年6月期決算を発表、営業利益は38.2%増の5.69億円で着地した。導入社数が前事業年度末に比べ39.6%増の3391社に伸び、増益に寄与したもよう。併せて、22年6月期の営業利益予想を前期比28.6%増の7.32億円と発表している。モバイル端末管理サービスやモバイル端末向けアプリサービスのCLOMO事業が継続的に成長すると見込む。原価低減に注力するほか、携帯電話販売会社との協業強化で顧客数を伸ばすようだ。

<6626> SEMITEC 6500 +1000
ストップ高。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は前年同期比60.9%増の9.58億円で着地している。併せて、22年3月期の営業利益を従来予想の21.30億円から30.00億円(前期実績27.76億円)に上方修正している。自動車・家電関連や産業機器関連が好調に推移しているため。また、医療関連で血糖値測定器向けセンサ販売が予想より増加したことも利益を押し上げる見通し。

<4385> メルカリ 5770 -360
急落。21年6月期の営業損益を51.84億円の黒字(前期実績は193.08億円の赤字)と発表している。18年6月期の上場以来初の黒字。フリマアプリのメルカリJPやメルカリUSの流通総額が拡大した。22年6月期予想は未定。メルカリUSやスマートフォン決済のメルペイは投資フェーズにあるとしている。21年6月期は会社計画(45.00億円の黒字)を上回ったが、材料出尽くし感から売り優勢となっているようだ。

<4764> NexusB 134 -3 141 +4
後場にマイナス転換。21年12月期の営業損益を従来予想の30.00億円の黒字から35.00億円の黒字(前期実績3.75億円の黒字)に上方修正している。株式譲渡に伴い販管費が減少し、利益が拡大する見込みとなった。第2四半期累計(21年1-6月)は26.17億円の黒字(前年同期実績1.38億円の赤字)で着地した。また、Jトラスト<8508>と日本保証、KeyHolder<4712>との業務提携を解消することを明らかにしている。

<1724> シンクレイヤ 1196 +112
大幅に反発。21年12月期の営業利益を従来予想の8.40億円から9.70億円(前期実績7.65億円)に上方修正している。インターネットトラフィックの増加を背景に通信事業者向け機器の受注・販売が好調なほか、ケーブルテレビ事業者向けFTTH関連工事が順調なことを織り込んだ。また、中間配当を従来予想の4.00円から6.00円(前期中間は4.00円)に増額修正した。年間では17.00円(前期実績10.00円)になる。

<2702> マクドナルド 4955 +45
大幅に3日続伸。21年12月期の営業利益を従来予想の320.00億円から340.00億円(前期実績312.90億円)に上方修正している。新型コロナウイルスの感染拡大を背景にテイクアウトやドライブスルー、デリバリーが伸び、利益を押し上げる見通し。デリバリーサービスの提供店舗を拡大し、47都道府県での導入を目指す。第2四半期累計(21年1-6月)の営業利益は前年同期比16.6%増の172.26億円で着地した。 <ST>
配信元: フィスコ

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