日本コンピュータ・ダイナミクス<4783>は5日、2022年3月期第1四半期(21年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.6%増の45.48億円、営業利益が1.69億円(前年同期は1.34億円の損失)、経常利益が1.76億円(同1.26億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が1.11億円(同0.93億円の損失)となった。
システム開発事業の売上高は前年同期比9.2%増の18.19億円、営業利益は同19.5%増の2.49億円となった。生損保の既存顧客を中心に、新領域の案件獲得が堅調に推移した。また、顧客企業の業務効率化やコスト削減意識の高まりを背景に、会計シェアードサービスなどの営業活動を積極的に行った。
サポート&サービス事業の売上高は前年同期比18.4%増の13.88億円、営業利益は同149.5%増の1.65億円となった。前年度に受注した大手企業における情報システム部門業務のアウトソーシング案件が本格稼働したことや、既存顧客へのサービス領域拡大などが奏功した。利益面では、前年同期に獲得した新規案件が安定稼働したことなどにより、前年同期比で大幅な増益となった。
パーキングシステム事業の売上高は前年同期比8.4%増の13.38億円、営業利益は0.58億円(前年同期は0.93億円の損失)となった。駐輪場利用料収入は、緊急事態宣言の発出などの影響は受けつつも、通勤・通学客の鉄道利用状況が改善したことで増加した。機器販売は、感染症の長期化に伴い需要が弱含み、新規案件の受注に苦戦した。しかしながら、セグメント全体では、前年度に受注した江戸川区の指定管理者事業などの大型案件が寄与した。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.3%増の192.00億円、営業利益が同168.0%増の6.50億円、経常利益が同72.3%増の6.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同209.0%増の4.50億円とする期初計画を据え置いている。
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システム開発事業の売上高は前年同期比9.2%増の18.19億円、営業利益は同19.5%増の2.49億円となった。生損保の既存顧客を中心に、新領域の案件獲得が堅調に推移した。また、顧客企業の業務効率化やコスト削減意識の高まりを背景に、会計シェアードサービスなどの営業活動を積極的に行った。
サポート&サービス事業の売上高は前年同期比18.4%増の13.88億円、営業利益は同149.5%増の1.65億円となった。前年度に受注した大手企業における情報システム部門業務のアウトソーシング案件が本格稼働したことや、既存顧客へのサービス領域拡大などが奏功した。利益面では、前年同期に獲得した新規案件が安定稼働したことなどにより、前年同期比で大幅な増益となった。
パーキングシステム事業の売上高は前年同期比8.4%増の13.38億円、営業利益は0.58億円(前年同期は0.93億円の損失)となった。駐輪場利用料収入は、緊急事態宣言の発出などの影響は受けつつも、通勤・通学客の鉄道利用状況が改善したことで増加した。機器販売は、感染症の長期化に伴い需要が弱含み、新規案件の受注に苦戦した。しかしながら、セグメント全体では、前年度に受注した江戸川区の指定管理者事業などの大型案件が寄与した。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.3%増の192.00億円、営業利益が同168.0%増の6.50億円、経常利益が同72.3%増の6.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同209.0%増の4.50億円とする期初計画を据え置いている。
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