データＨＲ、前期経常を22％上方修正・13期ぶり最高益、配当も2円増額

　データホライゾン <3628> [東証Ｍ] が8月3日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。21年6月期の連結経常利益を従来予想の2.9億円→3.6億円(前の期は2.6億円)に22.0％上方修正し、増益率が12.2％増→36.9％増に拡大し、13期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.4億円→7億円(前年同期は4.1億円)に10.2％増額し、増益率が53.8％増→69.5％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の16円→18円(前の期は12円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　連結業績予想につきまして、売上高は前期に比べ19%以上の増加が見込まれますが、新型コロナウイルス感染症の感染予防のため、一部の保健事業が縮小・中止となったことなどにより、わずかに前回予想を下回る見通しです。　一方で、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により営業活動が制限されるなか、Ｗｅｂ会議等の活用を始めとするＤＸ推進により効率化に努めたため、販売費及び一般管理費が前回予想を下回り、営業利益ならびに経常利益は前回予想を上回る見通しです。　上記の増益に加え、業績が好調に推移していることでスケジューリング可能な繰延税金資産を一部追加計上することになり、親会社株主に帰属する当期純利益も前回予想を上回る見通しです。

　　当社は、事業の成長による企業価値の向上を経営上の最重要課題としておりますが、同時に株主の皆様への利益還元も経営上の重要課題のひとつと位置づけております。　2021年６月期の期末配当予想につきましては、通期業績予想が前回公表予想を上回る見通しとなったことを勘案し、１株当たり16円から18円に修正いたします。(注)本資料に記載の予想数値は、発表日現在入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により予想数値と異なる結果となる可能性があります。