三菱総研、今期経常を4％上方修正

　三菱総合研究所 <3636> が8月2日大引け後(16:00)に決算を発表。21年9月期第3四半期累計(20年10月-21年6月)の連結経常利益は前年同期比8.4％減の73.6億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の75億円→78億円(前期は83.8億円)に4.0％上方修正し、減益率が10.6％減→7.0％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の10.3億円→13.3億円(前年同期は11.5億円)に29.0％増額し、一転して15.7％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比11.0％増の9億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の1.8％→1.8％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース